2008年05月30日

混合男児

混合男児

著者名:三枝玄樹(著)
出版社:毎日新聞社
出版年:2007.01
ISBN :9784620107073


なかなか好きな感じの本です。
母親がガンで死ぬ前に父親だと思われる4人の男の名前を残して死んでいった。
で、俺はその4人の中から本当の父親を探すという内容。

最後はっきりするのかなと思ったけど、しなかった。
でも、はっきりしたらそれはそれでおもしろくないから、良かったと思う。
4人とも面白いし、いい人だし、一人なんて決められない。
一人を決めちゃいけないって思った。

4人とも父親だよ。
posted by 雨織 at 20:35| Comment(0) | TrackBack(0) | さ行の作家

死んでしまったぼくの見た夢

死んでしまったぼくの見た夢

著者名:西岡兄妹(著)
出版社:パロル舎
出版年:2005.12
ISBN :9784894190450


一応絵本の分類に入るんでしょうか?
エミリーといい暗めの絵本は好きです。

死んでしまったあとの世界について描かれています。
文章は子供に聞かせるような絵本ではなく、長めの文章で難しいことがかかれてます。
posted by 雨織 at 20:17| Comment(0) | TrackBack(0) | な行の作家

2008年05月25日

オチケン! Rakugo Club The Key to Solving Mysteries

オチケン!

著者名:大倉崇裕(著)
出版社:理論社
出版年:2007.10
ISBN :9784652086148


ま、名のとおり落語研究会が舞台です。
でも、その落研は廃部すれすれの3人の部員で成り立ってます。
最初は嫌々だった新入生越智健一もだんだんと落研に染まっていきます。

ここまで書いてると落語が主のような話に見えるけど、ミステリーYA!なのでミステリーです。


はずかしながらこれで「時そば」の落ちを知った。
わたしはオトンとおじいちゃんが落語好きなので普通の女子よりは落語に接する機会が多いと思う。
実際「時そば」も聞いたことあるし。他にも題目忘れちゃったけど聞いたことある奴は結構ある。はず。

「うまい落語はテンポがいいから眠くなるんだよぅ」って岸が言ったのはあながち間違ってないと思う。
ウチもどーしても寝れない時に落語かけるとすっと眠れるし。

…なんか普通の女の子が言うことじゃないよなー;
posted by 雨織 at 10:11| Comment(0) | TrackBack(1) | あ行の作家

少女七竈と七人の可愛そうな大人

少女七竈と7人の可愛そうな大人

著者名:桜庭一樹(著)
出版社:角川書店
出版年:2006.07
ISBN :9784048737005


昭和チックな文体が好き。
少しレトロな雰囲気をかもし出してます。

七竈の母は淫乱でそのため七竈の父親は分からない。
だが、七竈はたいへん美しく生まれてしまった。
親友の雪風に言わせれば、「母がいんらんだと娘は美しく生まれる」
そうゆう雪風もまた美しい人なのだが。

最後は2人の恋愛ストーリーになるかなと思ったんだけど…
さすが桜庭さん。
最後の一文が重い。
けど、好き。
二人の名前を呼び合ってるのがせつない。


七竈が言った「歌って踊ってカレールーの箱を片手に微笑むのはまっぴらごめんであります」が妙に残った。これ好き。
犬のシェパードを中心に書かれてる物語の手法が面白いと思いました。
posted by 雨織 at 09:55| Comment(2) | TrackBack(0) | さ行の作家

東京・地震・たんぽぽ

東京・地震・たんぽぽ

著者名:豊島ミホ(著)
出版社:集英社
出版年:2007.08
ISBN :9784087753837


東京で大地震が起こり、それに関わった人たちの話が14編。
助かることだけがハッピーエンドじゃない。
そんなお話が詰まってます。

私が住んでるところもいつ大地震が来てもおかしくないと言われ続けている。
もしかしたら、これを書いている最中に来てもおかしくないほどプレートは切羽詰ってるらしい。
もしそういう状況に陥って、善意を保っていられる人はどれほどいるんだろう。
善と悪なら悪の方が寄りかかりやすい。
楽だしね。
それに、自分が大変という状況がプラスされればほとんどみんな自分第一。(ほとんどを入れたのは友達に見てるのがかわいそうなぐらい、いい子がいるから)
中国の四川も色々大変そうだし。

地震・雷・火事・親父
地震が一番初めに来てるのがよく分かる。
posted by 雨織 at 09:34| Comment(0) | TrackBack(0) | た行の作家

『瑠璃城』殺人事件

瑠璃城殺人事件

著者名:北山猛邦(著)
出版社:講談社
出版年:2002.07
ISBN :9784061822634


読んだのがだいぶ前なので忘れつつある…

でも、生まれ変わりはなかなか好きです。
どんどん新しく生まれ変わるだけじゃなく、過去に戻ったりループしてるのがいい感じです。
未来が変わるってのもいい。
同じことを繰り返すんじゃなくて。

自分の生まれ変わりの人間が側にいるのは気持ち悪いかもしれないなぁ。
そういえば「魍魎の匣」でもこんなこといってたような。
僕達は生まれ変わりなんだよ。

トリックは北山さんさすがの物理トリックです。
瑠璃城のトリックが一番分かりやすかったかな。
図書館のトリックはあんなふうに本が使われてたら、本好きとしてはかなりの憤慨モノだけど。
posted by 雨織 at 09:15| Comment(0) | TrackBack(0) | か行の作家

2008年05月11日

カカオ80%の夏

カカオ80%の夏

著者名:永井するみ(著)
出版社:理論社
出版年:2007.04
ISBN :9784652086049


読みやすかったです。
YA!だし。

推理は軽めなので初心者とか推理小説をあまり読んでない人でも読みやすいと思う。
推理小説に慣れてる私にはうまく行き過ぎると思う場面もありますが、凪が成長していく姿は好感が持てます。
凪は群れることが嫌いで周りからちょっと浮いてる女の子。
だから、友達だと思う人もいなかった。でも、少しだけ喋ったことがある雪絵が夏休みに突然いなくなる。
最初は雪絵の母に言われて無理矢理だったけど最後は…

さわやかでいいです。
posted by 雨織 at 11:23| Comment(2) | TrackBack(1) | な行の作家

2008年05月05日

見えない誰かと

見えない誰かと

著者名:瀬尾まいこ(著)
出版社:祥伝社
出版年:2006.12
ISBN :9784396681197


瀬尾さんの初エッセイ。

瀬尾さんらしい。
ほんわかとした優しい気持ちになること受けあい。

図書館の神様」は実在した話だったのか!
目次で「図書室の神様」を見つけたから一番初めに読んだ。
こんなに暖かく世界が見えるなんて、瀬尾さんの人柄がにじみでていると思う。

瀬尾さんフィルター(?)が欲しい(笑)
posted by 雨織 at 09:42| Comment(0) | TrackBack(1) | さ行の作家

2008年05月01日

ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ

ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ

著者名:滝本竜彦(著)
出版社:角川書店
出版年:2001.11
ISBN :9784048733380


最初は「すごい設定だなー」と思い、うわっ、外れたか?これ!?と思ってた。
だが、だんだんとシリアスな場面も出てきて、恋とか愛とかも出てきたりして、やっぱ良かったよーと思った小説です。

主人公・山本君の気持ちがすごい共感できる。
戦争の時代も問題なんだけど、現代も問題だ。

軌道に乗ったらたったか読めた本でした。
posted by 雨織 at 20:09| Comment(0) | TrackBack(0) | た行の作家